高架橋は都市における大きな動線空間の「エッジ」と捉える事ができます。人々がこの高架橋を視界に入れた時、巨大な動線を認識するとともに、都市と鉄道空間との 柔らかい境界を感じ取ることが出来ます。歩行者空間は、いわば鉄道空間と都市との中間的な領域を構成しており、柱も鉄道側のRCの角柱から都市側の円柱へと柔らかく変化しています。 このデザインやフォルムから「ダイナミックであるがソフトなエッジ」を読み取れる事が出来るでしょう。